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こんにちは。管理栄養士×ヨガ講師、あやか(@yogawaterflow)です。

スペインに来る少し前、オーストラリアのバイロンベイという小さな街で、ヨギー達に囲まれて生活をしたことがあります。

その時、毎日朝食に食べていたのがインドのお粥キチュリです。

未だにこの味が恋しくて、バイロンの味を再現すべく定期的に自宅で作っているので、今日はそのレシピをご紹介します♪

材料

・植物油orギー  大さじ1

・クミンシード  大さじ1

・生姜みじん切り 大さじ2

・人参小さめ   1本

・キャベツ    葉3-4枚

・ターメリック  大さじ1

・パプリカパウダー 大さじ1

・レンズ豆    1/4カップ

・お米      1/2カップ

・塩       大さじ1

・お子お好みでパクチーやレモンを適量

作り方

①お米とレンズ豆を一晩水につけておく。

②玉葱をみじん切りにし、フライパンに油をしき、玉ねぎがあめ色になるまでじっくり炒める。

③クミン、生姜、ターメリック、パプリカ、塩を②に加えて、よく混ぜながら数分炒める。

④人参とキャベツを②に投入してサクッと炒め、材料を全て鍋に移す。

⑤鍋に米、レンズ豆、水6カップを入れ、沸騰するまで強火。

⑥沸騰したら弱火にして、時々かき混ぜながら米とレンズ豆が柔らかくなるまで火にかけ、仕上げにパクチーや好みでレモンをかけて完成。

※スープぽく食べたい場合は水分を足します。8-9カップ以上水分を足したい場合は、味付けの調整を。

※お米はどの種類でも良いですが、オススメは玄米orバスマティ米(インドの細長いお米)です。

ヨガセンターでの朝ごはん

冒頭でも紹介した街、”バイロンベイ”にあるバイロンヨガセンターという所で、一時生活していた私。

バイロンの森の中に突然現れるこのヨガセンターは、気温も雰囲気も街中とは少し違う独特の場所でした。そんな場所で毎朝食べていたのがキチュリです。

これはとある日、朝食を食べていた時の写真。

目の前の森にドーーンと、大きな虹が広がっていました。

食堂もあるのですが、食事は基本テラスのような屋外で食べるのが基本。

朝の空気を一緒に味わう朝食は本当に絶品でした!

私がいた2018年当時は、滞在者のほとんどがヨガ講師。

しかもインドからの修行帰りの人がいたり、各国を旅して周っているヨガ講師がいたり。不思議な人たちの集まりでした。

食事中の会話は、チャクラやレイキ、マントラについ、スピリチュアルなヨガ系の話がほとんど。しかもそれを英語で、皆早口で話出すから集中してると食事が間に合わないし、食べる事に集中すると会話が分からないし。。。(笑)

一人でゆっくり食べたい。と当時は何度も思ってました。(笑)

でも不思議と、また戻りたくなる場所。

きっとメンバーが変われば雰囲気も変わるし、話す内容も変わるのだろうと思います。ヨガに関する知識も経験も増えた今、また戻りたいな。と思う場所のひとつです。

アーユルヴェーダとキチュリ

そんなヨガセンターで教えてもらった、アーユルヴェーダとキチュリの話。

なぜヨガセンターでは毎日朝ごはんは決まってキチュリなのか、という理由。

キチャリは通常、緑豆という豆とお米のお粥。栄養価が高くて、消化しやすいからヨガの練習を常にしているヨギー達にぴったりの朝ごはん。

早朝のヨガクラスがあって、その後朝ごはんになるのが1日の始まりなのだけど、ヨガセンターで講師として働く人たちはすぐに自分のクラスへと向かいます。ティーチャートレーニングの先生たちは、1日中ヨガの現場に関わっている。ということ。

体力が必要だけど、がっつり食べると身体が重すぎる。そんな人にぴったりなのがキチュリだと言っていました。

お米+豆が入るので、お粥に不足しがちなたんぱく質を補える。更に野菜もたっぷりなので、バランスばっちり!そのお陰で栄養価がグッと上がる事。そしてスパイスを多く利用しているので、消化力は更にアップします。

刻んだ生姜を入れる事で、身体が芯から温まり、薄着が多いヨガ講師には最適だと思います。

私もオンラインヨガの為のレコーディングをする時は、できるだけ身体の線が分かる服装にしています。

寒いな~と思う事もたまに。そんなクラスの後に食べるキチュリは本当に落ち着きます。

あと、デトックス効果もあると言われていて、キチュリを食べた後は確かに満腹感はあるけど、トイレに行きたくもなるし、すぐにお腹にスペースが出来てきます。

あとは、個人的な感覚だけど、心もスッとゆとりができるような気持ち。

満腹だと動けないし、瞑想にも集中できません。キチュリを食べると、身体の中のいらないものを一緒に流してくれるのか、気持ちにも余裕が生まれる感じがします。

キチュリを毎日食べる生活をしていた時は、正直パンが恋しくなりました。(笑)

でもキチュリから離れると、キチュリが恋しくなって結果家でも作っちゃう。

身体だけじゃなくて、心もホッコリとさせてくれるインドのお粥、キチュリ。

作りだめする事もできるので、良かったら作ってみてください♪

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