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あけましておめでとうございます。
年末年始も暖かいテネリフェ島では、半そで半ズボンと真夏のようなお正月を過ごしました。
そして1月3日、年が明けてすぐに新しい生徒さんとはじめましてのZoom会をしました。
年明けスタートって事もあって、穏やかながらも強いエネルギーを感じる皆さんで、誰かしらからメッセージを貰うたびに、ニタニタ…
いや!微笑みながら?(笑)読ませてもらってます。
ヨガ初心者の方からRYT取得された方まで様々で、頂く質問には毎回、「確かにあるある!」と共感したり「Mmmmどうだろう?」って考えさせられたりです。
そんな生徒さんから最近頂いたお声が…
初心者向けの瞑想方法ありますか?
年末年始で心がざわついてます。穏やかな気持ちになれる瞑想ってありますか?
ありますよ~!って事で、前置きが長くなりましたが。
今日は私が大好きなマントラと、それを使ってどんな風に瞑想してるのか。をご紹介したいと思います。
マントラとの出会い
まずは基礎知識としてマントラとは?って話から。
マントラ:「真言」と言われたりして、祈りの為に使われたり、ヨガの練習の前後や瞑想で唱えたりします。
真言とか言うから「え!仏の言葉?」って大それた感じがしますが、割と一般的にクラスの前後で皆で唱えたり。
でも本来のマントラは”正しく発音しないといけない”とか”儀式や資格”があったりして、簡単なものでは無いと聞いた事があります。
私が初めて「なんじゃこりゃ~!最高に気持ちいいじゃないか!」とマントラに感動したのは、オーストラリアでのヨガ留学中に受けたクラスでの事。
こんな感じの↑↑ラスタヘアーでヒッピーヨギーみたいな方が3~4名、妙な楽器と共にスタジオの隅にスタンバイしていたんです。
気になりすぎるけど、気にしないようにヨガに集中!これぞヨガの練習や~!って感じでクラスを受け(笑)
最後シャバアーサナで、彼らの存在を軽く忘れ始めた時に、なんと彼らが生演奏でマントラを歌ってくれたのです。
それがもうなんとも心地よい時間で。現実と夢の中間、まどろみの中を彷徨うような、呼吸とかもはどうでも良いや~みたいな。
その後ヨガセンターなる場所で少しの間生活するのですが、そこでは毎日のように誰かしらがマントラを歌っているような環境で。マントラにもラスタにも免疫がついて、サンスクリット語の変な歌(笑)を自ら口ずさむようになるのは一瞬でした。
街中でもよくビーチの近くでラスタ集団を見かけたしね。↓彼らはマントラは歌って無かったけど。
そんなわけで、バイロンベイでマントラが大好きになって今でもよく聞くし、掃除しながら口ずさむ事も。
マントラ×瞑想
さて、私がどんな風にマントラを使って瞑想しているかと言うと。
やり方は2種類。
その1.ひたすら同じ文言を唱える。
その2.ただ目を閉じてマントラを聴く。
唱える文言は、ぶっちゃけて言うと何でもよいのでは?と思ったりします。
でもよくあるのは「オーム オーム オーム」とか「ソーハム ソーハム ソーハム」とか、ひたすら同じ言葉を心の中で繰り返し唱えます。口に出して唱えてもOKです。
ソーハム瞑想:吸う時にソー。吐くときにハムと唱えます。口で唱える場合は息を吸って、吐くときにソー。また息を吸って吐くときにハム。と唱えます。
オーム:息を吸って、吐くときに「Aaa(アとオの間の音)Uuu Mmm(ムとンの間の音)」と唱えながら息を吐き切ります。
私の講座でもマントラを取り入れてますが、圧倒的にソーハム瞑想が人気かも。
言葉を唱える事に集中するので、考え事が浮かびにくい初心者向けの瞑想とも言われています。
\私の生徒さんの声/
ソーハム瞑想を口で唱えてみたら、気持ちい!てなった。暗さ、内側の静けさ、穏やかさ、音が自分の中で響く感じ。自分で声出してるのに半分無意識に内側に響いてて、やけに気持ち良かった。
私は集中力が無いって思ってたけど、やり方知らなかっただけだったんだ~って思ったよ。変な曲とか思ってたマントラも好きなのが見つかって、それ聴きながら目を閉じて内側を静める感じが好き。
どちらも瞑想に馴染みの無かった方。今では自分の日常にマントラを取り入れてるみたい。
おすすめマントラ
ただひたすらマントラを聴くだけの瞑想におすすめの5曲をご紹介します。
その1.Shanti Mantra
たった3分の短いバージョン。いろんな方がこのマントラを歌ってますが、このバージョンが私のお気に入りです。何度も繰り返されるフレーズ
「lokah samastah sukhino bhavantu」
意味:「この世界の皆全てが、幸せでありますように」という祈りの言葉
朝一に聴くと心が洗濯されたような、優しい気持ちで1日を始められます。
このマントラもいろんな人が歌ってますが、Deva Premalのこのバージョンが大好き。
15分と少し瞑想ビギナーの方には長めかも?!でもひたすら同じフレーズの繰り返しなので、聞き慣れると口ずさめちゃいます。
その3.Namo Namo (Sat Nam)
私の大好きなマントラシンガーのNirinjan kaurがRam Dassと歌っている曲。
リズムも音も二人の声もとにかく優しいの。Sat:真実、Nam:自分自身 という意味。
なんか難しいですね。私は私。って事かな?周りに流されず真実は自分の中にある。って言いたいのかな?と解釈したけど、どうだろう?
その4.Mul Mantra
この方も私の大好きなマントラシンガーSatnam Kaurという方。この曲が多分1番有名?
でも他にも沢山のマントラを歌ってるのでぜひ聴いてみてください♪とにかく優しい顔と声です。
その5.Om Ganesha
最後にヒッピー感満載のSam Garrettという人が歌っている曲。この方はギターでマントラを歌ったり、英語の曲もあるのでサンスクリット語に聞き慣れない方も馴染みやすいと思います。
ちなみに、私がヨガを勉強したバイロンはこんな感じの雰囲気の人が沢山のラブ&ピースな街でした。
お掃除しながらマントラを歌うのが定番だったヨガセンターでの生活。マントラを唱えると心の透明度が増す、とも言われるから掃除して家も綺麗、心も綺麗って最高ですね。
オーストラリア在住のヨガ仲間CocoとのPodcastでも、掃除にちなんで私のこだわりの掃除方法から、心のお掃除の話までしています。良かったら聴いてみてね~♪
Great content! Keep up the good work!
thank you!!