自分の真ん中とはなんだ?問題。


「あなたの真ん中を探して」とか

「真ん中に戻ってきて~」とか、ヨガのインストラクションでよく聞くフレーズ。

私もクラスでよく使っていたし、聞き慣れていたフレーズ。だから何の違和感もなかったのだけど、ある日生徒の一人からこんな質問が。

真ん中って何でしょうね?ポジションの事?姿勢?もっと深い事にも当てはまる気がします。でもそれが何なのか分からない。

ムムム!確かに…真ん中ってなんだ?!重心を取るための位置の話だけじゃない気がする。そこで私なりに「真ん中」とはなんだ?って考えてみました。

中心、中間、中央。

「真ん中」と言えば…で浮かんだ3つの単語。

どれも「真ん中」と言えるけど、微妙に受け取るイメージが違います。

私にとってのそれぞれのイメージは、

中心➤大切なもの、人、核になるような存在

中間➤普通、平凡、可もなく不可もなく

中央➤1番内側、コンパスで円を描くときの針の位置

もしや、ヨガで言う真ん中はこの3つの単語全てを含んでいるのは?

こうあるべき、あれはダメ、とかジャッジせず。自分の1番内側にある、大切で核になる部分、正に「自分軸」と言われるやつ。

真ん中の謎が少し解けてスッキリ?でも次は自分軸ってなんだ?

きっと、「あぁ、私にとってあれの事だわ!」ってすぐ浮かぶ方。

全然浮かばなくて、「ヨガしてるのに私ブレブレさ~・・・」て少し落ち込んじゃう方がいるのかな。

自分にとって大切にしている事。がいまいちピンとこない場合は、逆に自分の生活に取り入れたくない嫌な事は?と考えてみるのはどうだろう。私はよく身体、心、思考、の3つに分けて考えます。例えば、


身体:重たい、凝っててバキバキ、朝がつらい

心:余裕がなくてトゲトゲ。カチカチに硬いから誰かの言葉にすぐ割れたり、ひび割れて傷つく。

思考:考え事しすぎてごちゃごちゃ、考えなきゃいけない事は対処できなくて夜も眠れない


こんな状態の自分は嫌だな。てことは、その逆の自分は好き。そんな自分でありたい、って事かな?私で言うと、


身体:朝起きた時に身体が軽くてスッキリ。

心:穏やかで角が無い。柔らかそうだけど実は強いから簡単な事では傷がつかない

思考:静かで冴えてる。頭の中が整理されてるから、取り出したい事はすぐに取り出せる。


自分軸とはなんぞや?

こんな自分だと良いな。って言う理想みたいな物が分かれば、その状態を自分にとっての真ん中、軸にしちゃえば良い。軸からズレたら戻れば良いだけ。

例えいつもの状態がだるくて、トゲトゲでカリカリ焦ってても、「こんな自分、好きだわ~心地よいわ~」て状態を真ん中に持っている事で、「あ!今の私、軸からズレてるさ!」と気づける。この「ズレてる!」て気づくのが大切なのでは無かろうか。

だって、気づくと行動が変わる”可能性がある”んです。気づいたら変わる!訳ではない(残念ながら💦)
でも気づかないとずっとそのまま…だから気づくって凄い事!

「今はスッキリしてなくても良いや~ほっとけば戻るでしょ」てズレを放置してると、その状態に心も身体も思考も慣れてしまって、、、徐々に”心地よく無い状態”が自分にとって当たり前になってしまう。だから、理想の状態を自分の真ん中にするのは大事なのでは無かろうか。

ズレてしまった時、どうやってその”理想の軸”に戻るの?て思った方、私が行っている軸に戻る方法はまた次回お伝えしますね。今回はまず自分の真ん中を探すことから試してみて。

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